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背中の痛みとみぞおちの痛みがある方へ|急性膵炎で背中が痛むのはなぜ?

[2026.04.21]
💡この記事でお伝えしたいポイント

✅ 急性膵炎では、みぞおちから上腹部の強い痛みが背中へ広がることがあります【1】【2】。

✅ 膵臓は胃の後ろ側、背中に近い場所にあるため、炎症の痛みが背中へ響きやすいと考えられます【1】【3】。

✅ 吐き気、嘔吐、発熱、お腹の張りを伴う場合は、早めの受診が大切です【1】【2】。

✅ 急性膵炎の主な原因には、胆石と飲酒があります【1】【4】。

✅ 背中の痛みと腹部症状が続くときは、整形外科的な痛みだけでなく消化器の病気も含めて確認することが大切です。

背中の痛みとみぞおちの痛みが一緒に続く、吐き気を伴ってつらい、食後や飲酒後に悪化するといった症状でお困りの方が当院(池袋上田胃腸クリニック)にもよく受診されます。

背中の痛みというと筋肉や骨の異常を思い浮かべやすいですが、実際には消化器の病気が関係していることもあり、そのひとつが急性膵炎です【1】【2】。

急性膵炎では、みぞおちから上腹部の強い痛みが背中に抜けるように広がることがあります。さらに、吐き気、嘔吐、発熱、脈が速い、お腹の張りなどを伴うこともあり、症状の強さによっては入院治療が必要になることもあります【1】【2】。

背中の痛みだけで急性膵炎と決めつけることはできませんが、腹部症状を伴う背部痛では、膵臓や胆のうなど内臓の病気を一度考えることが大切です。

 

この記事では、こうした症状に不安を感じている方に向けて、急性膵炎で背中が痛む理由、受診の目安、検査の流れを専門医の院長がわかりやすく解説します【1】【2】【5】

池袋周辺で同様の症状でお困りの方がいらっしゃれば、本記事が受診のきっかけになれば幸いです。

 

▶池袋上田胃腸クリニックではWEB予約・電話予約を受け付けています。同様の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5953-5903

※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

 

 

池袋で背中の痛みとみぞおちの痛みがあるとき、まず考えたいこと

池袋のように通勤・通学や外出の多い地域では、背中の痛みを「疲れ」「姿勢」「筋肉痛」と考えてしまう方も少なくありません。

しかし、みぞおちの痛みが同時にある、吐き気がある、急に痛みが強くなったという場合は、消化器の病気も含めて考える必要があります。

急性膵炎はその代表のひとつで、上腹部痛が背中へ広がることがある病気です【1】【2】。

 

急性膵炎で背中が痛むのはなぜ?

急性膵炎で背中が痛む理由は、膵臓の位置にあります。

膵臓は胃の後ろ側にある臓器で、背中に近い場所に位置しています。

そのため、膵臓に炎症が起こると、みぞおちだけでなく背中側にも痛みが響きやすくなります【1】【3】。

また、急性膵炎では痛みが上腹部だけにとどまらず、背中へ抜けるように広がることがあります。

前かがみで少し楽になる一方、仰向けや食後に悪化することもあります【1】【2】。

急性膵炎でみられやすい症状

急性膵炎では、みぞおちから上腹部の強い痛みが代表的です。あわせて、吐き気、嘔吐、発熱、お腹の張り、脈が速いなどを伴うことがあります【1】【2】。

とくに、次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • 急に痛みが強くなった
  • 背中まで痛みが広がる
  • 吐いてしまう
  • 熱がある
  • ぐったりする

このような場合は、急性膵炎を含めて早めの受診が大切です【1】【2】。

 

急性膵炎の主な原因

急性膵炎の原因として代表的なのは、胆石と飲酒です。胆石が胆管や膵管の出口付近に影響して発症することがあり、アルコールも重要な原因として知られています【1】【4】。

そのほか、薬剤、高脂血症、高カルシウム血症、感染、遺伝的背景などが関係することもあります【1】【4】。

 

受診を急いだ方がよいサイン

背中の痛みがあっても、すべてが急性膵炎ではありません。ただし、次のような症状がある場合は、早めの受診を考えた方がよい状態です。

  • みぞおちから上腹部の強い痛みが続く
  • 背中まで痛みが広がる
  • 吐き気や嘔吐が強い
  • 発熱がある
  • お腹が張る
  • ぐったりする、脈が速い

急性膵炎は重症化すると全身状態に影響することがあり、日本の診療ガイドラインでも重症度評価や早期対応の重要性が示されています【2】【5】。

どんな検査をするの?

急性膵炎が疑われるときは、まず症状の経過、食事や飲酒との関係、胆石の既往、服薬状況などを確認します。

そのうえで、血液検査と画像検査を組み合わせて診断していきます【6】。

画像検査としては、当院ではまず腹部エコーを行い、必要によって高次医療機関にご紹介の上、CT・MRIなどを検討します。

膵臓の炎症の程度や、胆石など原因となる病気が隠れていないかもあわせて確認します【1】【6】。

背中の痛みは急性膵炎だけではありません

背中の痛みがあるからといって、急性膵炎に限るわけではありません。

消化器では、胆石・胆のう炎、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などでも、背中や胸背部の違和感を伴うことがあります【1】【2】。

そのため、池袋で背中の痛みが続く方でも、みぞおちの痛みがあるか、吐き気や発熱を伴うか、食後や飲酒後に悪化するかといった点を一緒にみることが大切です。

症状の組み合わせで、膵炎を疑うべきか、ほかの病気を優先して考えるべきかが変わってきます【1】【2】。

池袋上田胃腸クリニックのページとしてお伝えしたいこと

背中の痛みは、整形外科の病気だけでなく、消化器の病気が隠れていることがあります。とくに、みぞおちの痛み、吐き気、発熱を伴う背中の痛みでは、急性膵炎を含めた消化器疾患の評価が大切です【1】【2】。

池袋でこうした症状に不安がある方は、我慢しすぎず、早めに消化器内科へご相談ください。

 

院長からのコメント

急性膵炎は、背中の痛みから気づかれることがある代表的な消化器疾患です。

特に、急なみぞおちの痛みが背中へ広がる、吐き気が強い、熱があるという場合は、単なる筋肉痛や胃もたれとして様子を見すぎないことが大切です【1】【2】。

池袋周辺で、背中の痛みと腹部症状が一緒に続いている方は、膵臓や胆のうを含めた評価が必要なことがあります。症状が強い場合は、早めの受診をご検討ください。

 

よくある質問

Q:急性膵炎では本当に背中が痛くなることがありますか?

はい。急性膵炎では、みぞおちから上腹部の強い痛みが背中へ広がることがあります。背中の痛みだけでなく、腹部症状もあわせて確認することが大切です【1】【2】。

 

Q:急性膵炎の痛みはどこに出やすいですか?

みぞおちから上腹部に出やすく、背中へ抜けるように広がることがあります。急に強くなる痛みとして感じる方もいます【1】【2】。

 

Q:背中の痛みだけでも急性膵炎のことはありますか?

背中の痛みとして感じることはありますが、背中の痛みだけで急性膵炎と断定することはできません。みぞおちの痛み、吐き気、発熱などを伴うかどうかが大切です【1】【2】。

 

Q:吐き気や嘔吐があると、急性膵炎の可能性は高いですか?

急性膵炎では、上腹部痛に加えて吐き気や嘔吐を伴うことがあります。ただし、胃腸炎などほかの病気でも起こるため、症状の組み合わせで判断することが大切です【1】【2】。

 

Q:急性膵炎の主な原因は何ですか?

代表的な原因は胆石と飲酒です。そのほか、薬剤、高脂血症、高カルシウム血症、遺伝的背景などが関係することもあります【1】。

 

Q:お酒を飲んだあとに背中とみぞおちが痛いとき、急性膵炎のことはありますか?

あります。飲酒は急性膵炎の代表的な原因のひとつで、飲酒後にみぞおちの痛みと背中の痛みが出る場合は注意が必要です【1】。

 

Q:急性膵炎が疑われるときは、どんな検査をしますか?

当院では問診や診察に加えて、血液検査、腹部エコー、必要に応じてCT、MRIなどを組み合わせて評価します。原因として胆石などが隠れていないかも確認します【3】。

 

Q:急性膵炎では入院になることがありますか?

はい。急性膵炎は症状の強さや重症度によっては入院治療が必要になります。点滴、痛みの管理、全身状態の評価を行いながら治療することがあります【4】【5】。

 

Q:どんな症状があれば早めに受診した方がよいですか?

みぞおちから上腹部の強い痛み、背中まで広がる痛み、吐き気・嘔吐、発熱、お腹の張り、ぐったりする感じがある場合は、早めの受診が大切です【1】【2】【5】。

 

Q:池袋で背中の痛みが続くとき、整形外科ではなく消化器内科を考えた方がよいのはどんな場合ですか?

背中の痛みに加えて、みぞおちの痛み、吐き気、発熱、飲酒後の悪化などがある場合は、消化器の病気が隠れていることがあります。こうしたときは消化器内科での相談も大切です【1】【2】

 

まとめ

急性膵炎で背中が痛むのは、膵臓が胃の後ろ側、背中に近い場所にあること、そして炎症の痛みが上腹部から背中へ広がることがあるためです【1】【3】。

池袋で、背中の痛みに加えて、みぞおちの痛み、吐き気、発熱などがある場合は、急性膵炎を含めた消化器疾患の可能性があります。

つらい症状が続くときは、我慢せず早めに受診することが大切です【1】【2】【5】。

関連ページ

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医師紹介:東海林英典(しょうじ ひでのり)院長

📍経歴

国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。

胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。

令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

「症状がつらい、病気が怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、ご不安がある方でも、「ここを受診してよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、池袋上田胃腸クリニックまでお気軽にご相談ください。

アクセス

〒1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10  

上田胃腸クリニック(池袋駅 北口から徒歩5分)

  • JR「池袋」北改札 → 左へ → 20b出口から地上へ
  • 文化通りを直進、「スーパーホテル」「まいばすけっと」を左手に通過
  • その先の十字路を越え、左手4軒目が当院です(迷ったら 03-5953-5903)

▶お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903

▶WEB予約は【こちら】

文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)

参考文献

  1. National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Symptoms & Causes of Pancreatitis.
  2. NHS. Acute pancreatitis.
  3. National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Definition & Facts for Pancreatitis.
  4. National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Pancreatitis.
  5. 急性膵炎診療ガイドライン2021第5版 / 改訂のポイント.
  6. National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases. Diagnosis of Pancreatitis.

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