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実際の診療例【豊島区の胃カメラ検診で見つかった早期胃がん|無症状でも発見できる理由】

[2025.07.14]

自覚症状がないから大丈夫」と思っていませんか?

今回ご紹介するのは、豊島区で実施している胃カメラ検診を受けたことで、早期の胃がんが発見された60代男性の実例です。

胃がんは初期のうちは症状が出にくいため、定期的な胃カメラによる検診が早期発見・早期治療に直結します。

当院では区の胃カメラ検診を、静脈麻酔を用いた「苦しくない内視鏡検査」で受けることも可能です。

 

60代 男性 豊島区の胃カメラ検診を受けに来た

【症状】

特に自覚症状はありませんでしたが、豊島区で施行している胃カメラによる胃がん検診を受けに来院されました。

【診察】

胃カメラは今回が初めてで、これまで恐怖心があり受けてこなかったとのこと。

そこで当院では静脈麻酔を使用した“苦しくない胃カメラ”を行い、リラックスした状態で検査を受けていただきました。

※当院では胃カメラ検診の方にもご希望があれば鎮静剤を使用しております。

【胃カメラ】

胃カメラを行うと、ピロリ菌による萎縮性胃炎を認めました。

また胃の一部に境界明瞭な発赤部を認め、生検を行うとがんとの結果であり、早期胃がんと診断しました

胃の粘膜が白っぽさを帯びたまだらな色調となっておりピロリ菌による萎縮性胃炎の状態でした。そして前庭部とよばれる胃の出口付近に境界性のある発赤部分があり(矢印部分)、この部分からの生検でガンが検出され、早期胃がんと診断しました。

NBIというモードに切り替えて観察すると、病変の境界と中心部に粘膜の粗造部分が明瞭化して観察されました。

実際の病変部の顕微鏡所見です。がん細胞を認め胃がんと診断しました。

【治療】

幸いにも早期の胃がんでしたので内視鏡治療での根治が可能な状態でした。

入院が必要となるため、対応できる高次医療機関へ紹介し無事根治することが出来ました。

その後の胃がん予防のためピロリ菌除菌まで行い治療は一旦終了し、定期的に胃カメラで再発のチェックや胃の他の部位にがんが出来ないかを見ていく方針としました。

院長からのコメント

胃がんは症状が出る頃には進行していることが多く、無症状でも検診で胃カメラを受けることが極めて重要です。

豊島区の検診では自己負担なし(無料)で胃カメラを受けられるため、ぜひ対象の方は積極的に受診していただきたいと思います。

💡胃カメラ検診のメリット

  • 無症状でも早期がんを発見できる

  • 苦痛の少ない検査(静脈麻酔・経鼻内視鏡に対応)

  • 豊島区在住の対象者は 無料で受診可能

▶ 詳細はこちら:[令和7年度 豊島区胃内視鏡(胃カメラ)検診について]

お電話でのお問い合わせ:03-5953-5903

よくある質問(FAQ)

Q1. 胃カメラ検診は痛いですか?

A. 当院では鎮静剤(静脈麻酔)を使用することで眠っている間に検査を受けられます。経鼻内視鏡にも対応しており、オエっとする反射を抑えて苦痛を最小限にしています。

Q2. 豊島区の胃カメラ検診は誰でも受けられますか?

A. 対象は豊島区在住の50歳以上の方で、年度ごとに1回、無料で受診できます。詳細は「豊島区胃内視鏡(胃カメラ)検診のご案内」をご確認ください。

▶ 詳細はこちら:[令和7年度 豊島区胃内視鏡(胃カメラ)検診について]

Q3. 検診で胃がんが見つかった場合、その後の治療は?

A. 早期発見であれば内視鏡治療(ESD)が第一選択です。進行度に応じて高次医療機関へ紹介し、手術・抗がん剤治療が検討されます。

Q4. ピロリ菌除菌は必要ですか?

A. ピロリ菌感染は胃がん発症の最大リスク因子です。陽性の場合は除菌を行います。

WHO(世界保健機関)や日本のガイドラインでも、ピロリ菌除菌により胃がんリスクを有意に減らせることが報告されています。

医師紹介

東海林英典(しょうじ ひでのり)院長

📍経歴

国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。

胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。

令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

「検査はつらい、怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、“苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ” を心がけています。

初めての方や検査に不安がある方でも、「ここで受けてよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、お気軽にご相談ください。

アクセス

1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10  

上田胃腸クリニック

JR 池袋駅 北口の地上出口より徒歩5分。

(北改札口を出たら左へ、突き当たり右側の階段20bから地上へ)

お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903

WEB予約は【こちら

文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)

参考文献

 

  • 日本胃癌学会編『胃癌治療ガイドライン2023年度版』:早期胃がんは内視鏡治療で根治可能とされている。

  • Fukase K, et al. Lancet 2008; 372: 392-397.
     ピロリ菌除菌により胃がんの再発リスクが有意に低下することを報告。

  • IARC Working Group. Helicobacter pylori Eradication as a Strategy for Gastric Cancer Prevention. Lyon, France: IARC, 2014.ピロリ菌除菌は胃がん予防の有効な手段であると国際的に認められている。

 

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