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実際の治療例【電車でトイレが不安…過敏性腸症候群と診断された20代男性の改善経過】

[2025.08.25]

「通勤電車に乗るとお腹が不安定になり、トイレに行きたくなる…」

そんなお悩みで日常生活に支障をきたす方は少なくありません。

今回は、20代男性が電車通勤をきっかけに発症した過敏性腸症候群(IBS)の実際の治療経過をご紹介します。

 

20代 男性 電車に乗るとトイレに行きたくなってしまい困っている

【症状】

以前からお腹を下しやすい体質でしたが、就職後に電車通勤を始めた頃から「電車内で強い便意が起きて途中下車せざるを得ない」という状態になり、何とかしたいとのことで当院を受診されました。

【診察】

症状からは過敏性腸症候群という腸に異常がないにもかかわらず慢性的に腹痛や便秘・下痢などの便通異常を繰り返す疾患疑いました。

慢性下痢の背景には潰瘍性大腸炎や感染性腸炎など他の疾患が隠れている可能性もあります。

そのため、腹部エコー・レントゲン・大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行い、大腸に器質的な異常がないか確認しました。

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【検査】

腹部レントゲンでは異常ガスなどはなく、腹部エコーでは異常所見は認めませんでした。

大腸カメラも問題ない状態で、過敏性腸症候群との診断となりました。

【実際の内視鏡画像】大腸粘膜は炎症などなく正常な状態でした。

【治療】

腸の運動は自律神経セロトニンというホルモンが調整しています。

不安や緊張といった心因的ストレスや、不規則不摂生な生活・過労や気候の変化などの環境的なストレスが続くと、自律神経がうまく働かなくなったり、腸の粘膜からセロトニンが過剰に分泌されたりすることで、腸の運動の調整がうまくいかなくなり過敏性腸症候群が発症してしまします。

今回のケースでは、電車の中で切迫した便意があり途中下車したというエピソードがあり、症状が再度起こったらどうしようという不安感が過敏性腸症候群を誘発していると考えました。

治療としては、セロトニンの過剰分泌による下痢を抑える薬漢方を使用し経過を見ることとしました。

治療内容
・5-HT3受容体拮抗薬

不安やストレスによって腸管からセロトニンというホルモンが分泌され下痢を誘発します。

セロトニンの作用を抑える薬を使用することで下痢の発症を抑えます。

・漢方薬

過剰な蠕動を抑制する漢方で下痢を抑えます。

【経過】

薬を飲み始めて数日で効果は出始め、1週間ほどで電車に乗っていても切迫するような便意を感じることはほとんどなくなりました。

漢方は体質改善の効果も期待でき副作用も出にくいため常用を続けてもらい、5-HT3受容体拮抗薬は頓服で使用としましたが、

その後も落ち着いた状態が続いておられます。

【院長からのコメント】

過敏性腸症候群の症状は他の病気と似ている部分も多く、自己判断では危険です。

まずは大腸カメラなどの検査で正確に診断し、その上で適切な治療をすることが重要です。

便通異常や電車での不安感でお困りの方は、お力になれると思いますのでお気軽に当院へご相談ください。

当院の大腸カメラの特徴

  • 鎮静剤や独自の低痛挿入法による苦しくない内視鏡検査

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医師紹介

東海林英典(しょうじ ひでのり)院長

📍経歴

国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行

令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

「症状がつらい、病気が怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、ご不安がある方でも、「ここを受診してよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、お気軽にご相談ください。

アクセス

1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10  

上田胃腸クリニック

JR 池袋駅 北口の地上出口より徒歩5分。

(北改札口を出たら左へ、突き当たり右側の階段20bから地上へ)

お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903

WEB予約は【こちら

文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)

 

 

 

文責:神谷雄介院長(消化器内科・内視鏡専門医)

 

 

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