実際の治療例【「ただの胃もたれ」だと思っていたら進行胃がんだった】
「最近ずっと胃が重い」「食後にすっきりしない」──
そんな胃もたれが、実は胃がんのサインかもしれません。
今回は、数か月続いた胃もたれをきっかけに当院を受診され、検査で進行胃がんが発見され、外科手術へとつながった患者さんの実際の症例をご紹介します。
池袋上田胃腸クリニックではWEB予約・電話予約を受け付けています。同様の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。
※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。
症例| 60代 男性「数か月続く胃もたれ」
【症状】
数か月前から「食後に胃が重い」「すっきりしない」と感じるようになり、市販薬を試しても改善せず来院されました
【検査】
原因精査のため胃カメラ(胃内視鏡)を実施したところ、胃角大弯に浅い潰瘍を伴う不整な粘膜を認め(矢印部分)、
生検を施行し、顕微鏡検査で 進行胃がん と診断。
■実際の胃カメラの画像■
【治療】
内視鏡治療は難しく、手術治療の適応と判断し連携先のガン拠点病院に紹介。
同院で転移はなく術前ステージⅡと診断し、胃切除術(胃の一部切除+リンパ節郭清) を施行。
術後の経過は安定し、現在も再発予防のため外来で定期的にフォローを継続中です。
院長からのコメント
胃もたれや食欲低下は、日常的な症状として軽視されがちですが、進行胃がんのサインであることもあります。
今回の患者さんは幸いにも転移がなく、手術によって切除することができました。
ただし、がんが早期の段階なら内視鏡治療で済んだ可能性もあります。
胃がんは症状が出にくい病気ですので、「様子をみよう」と放置せず、症状が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。
また、症状がなくとも定期検査を受けることでさらに早期にがんを発見することもできるので、40歳以上の方は定期的に胃カメラを受けることをお勧めします。
胃もたれが続くときに注意すべきサイン
-
数週間以上続く胃の重さ
-
食欲の低下や体重減少
-
貧血や便の黒ずみ
-
市販薬を使っても改善しない
これらは進行胃がんを否定できない重要なサインです。
当院でできること
-
苦痛を抑えた 経鼻胃カメラ・鎮静内視鏡 に対応
-
豊島区の 胃がん検診(内視鏡検査) にも対応
-
必要に応じて基幹病院と連携し、外科治療や化学療法へ迅速につなげます
まとめ
-
胃もたれが続く場合、進行胃がんの可能性もある
-
胃カメラでしか確定診断はできない
-
早期発見なら内視鏡治療、進行していても手術で治療可能
「胃もたれだから大丈夫」と自己判断せず、早めの検査が命を守る第一歩です。
胃カメラ・診察のご予約はこちら🔽
お電話でのお問い合わせ:03-5953-5903
よくある質問FAQ
Q1. 胃もたれはどのくらい続いたら受診すべきですか?
A1. 数週間以上続く場合や、市販薬で改善しない場合は胃カメラ検査を受けることをお勧めします。
Q2. 胃がんの初期症状はどのようなものですか?
A2. 初期の胃がんは症状が出にくいですが、「胃もたれ・食欲不振・体重減少・貧血・黒色便」がある場合は注意が必要です。
Q3. 胃カメラは痛いですか?
A3. 当院では経鼻スコープや鎮静剤を使用することで、苦痛を最小限にした検査を行っています。
Q4. 胃がん検診と通常の胃カメラは何が違いますか?
A4. 胃がん検診は主に「がんの有無」を調べる検査ですが、通常の胃カメラでは胃炎や潰瘍などの他の疾患も評価できます。
Q5. 胃もたれがあるときは必ず胃がんですか?
A5. 胃炎や機能性ディスペプシアなど良性の原因も多いですが、胃がんを否定できないため検査が重要です。
関連ページ
- 胃カメラ|実際の検査の流れや鎮静剤・スコープ選択による無痛胃カメラの詳細がご確認いただけます
- 胃カメラはどんな人が受けるべき??|胃カメラを受けるべき人は?当てはまる方は検査を。
- 豊島区胃がん検診|区の無料胃カメラ検診のご案内・詳細はこちらから
▶【WEB予約】
▶📞 お電話でのお問い合わせ:03-5953-5903
医師紹介
東海林英典(しょうじ ひでのり)院長
📍経歴
国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。
令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
🩺 診療にあたっての想い
らい、病気が怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、ご不安がある方でも、「ここを受診してよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、お気軽にご相談ください。
アクセス
〒1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10
上田胃腸クリニック
JR 池袋駅 北口の地上出口より徒歩5分。
(北改札口を出たら左へ、突き当たり右側の階段20bから地上へ)
お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903
WEB予約は【こちら】
文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)
参考文献
-
国立がん研究センター がん情報サービス. 「胃がん」https://ganjoho.jp
-
日本胃癌学会編. 『胃癌治療ガイドライン 2021年版(第6版)』金原出版
-
Correa P. Gastric cancer: overview. Gastroenterology Clinics of North America. 2013;42(2):211–217.
-
IARC Working Group on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans. Schistosomes, Liver Flukes and Helicobacter pylori. IARC Monographs, Vol. 61. Lyon: IARC; 1994.
-
Japanese Gastric Cancer Association. Japanese gastric cancer treatment guidelines 2021 (6th edition). Gastric Cancer. 2022;25:1–25.
