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すっきり出ない・残便感が続くときは要注意|大腸内視鏡で直腸がんが見つかった実際の症例

[2025.11.03]

「トイレに行ってもすっきりしない」「出た気がしない」——

そんな残便感の裏に、重大な病気が隠れていることがあります。

今回は、便通異常をきっかけに来院し、大腸内視鏡で直腸がんが見つかった症例をご紹介します。

単なる便秘と思って放置してしまう前に、ぜひ知っておいてほしい内容です。

池袋上田胃腸クリニックではWEB予約・電話予約を受け付けています。同様の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5953-5903

※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

実際の治療例|50代男性「残便感が続く」

【症状】

1か月ほど前から「便がすっきり出ない」「残便感がある」と感じていたが、便秘薬を飲めば出るため様子を見てました。」

しかし次第に排便後の違和感が強くなり、当院に相談。

 
【診察】

残便感の原因として以下のような鑑別疾患を挙げました。

  • 直腸がん・S状結腸がん

  • 直腸ポリープ

  • 過敏性腸症候群(IBS)

  • 直腸脱や直腸瘤

  • 骨盤底筋の排便障害

状態を確認するため、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行いました。

 

【検査】

大腸内視鏡では、直腸に2cm大の隆起性病変を認め、生検で腺がん(直腸がん)と診断。

高次医療機関に紹介となりました。

■実際の大腸カメラの画像■

直腸に腫瘍を認めました(矢印)。大腸内を圧排して便がすっきり出ずに残便感を感じる状態でした。

 
【治療と経過】

その後、同院で外科的切除が行われました。

幸いリンパ節転移は認めずステージⅡの最終診断で、今回の手術で根治となり、以後定期的に大腸内視鏡で経過を見ています。

院長コメント

便通の異常、特に「すっきり出ない」「残便感がある」という症状は、

便秘や過敏性腸症候群と思われがちですが、直腸がんやポリープでも起こる典型的な初期症状です。

市販薬や食事療法で改善しない場合は、早めに大腸内視鏡検査を受けることが大切です。

当院の大腸カメラの特徴
  • 鎮静剤や独自の低痛挿入法による苦しくない内視鏡検査

  • 高解像度スコープで小さな病変も発見

  • 土日対応、事前診察は原則不要

当院ではWEB予約・電話予約を受け付けています。池袋周辺での検査をご希望の方はぜひご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5953-5903

よくある質問(FAQ)

Q1. 残便感があるのは便秘だけが原因ですか?

A1. いいえ。便秘以外にも、直腸ポリープや直腸がんなどで便の通り道が狭くなり残便感を感じることがあります【1】。

Q2. 大腸がんは痛みがなくても進行しますか?

A2. はい。多くの方は初期には痛みがなく、便の変化や残便感、血便で気づくことが多いです【2】。

Q3. 大腸カメラは痛いですか?

A3. 当院では鎮静剤を使用し、眠っている間に検査を行うため痛みはほとんどありません。

 Q4. 検査の準備(下剤)はつらいですか?

A4. 洗浄液を少量ずつ飲む方法を採用しており、多くの方が問題なく行えます。

Q5. 残便感がある時に市販の便秘薬を使っても良いですか?

A5. 一時的な使用は構いませんが、症状が続く場合は原因を調べるために消化器内科・胃腸科を受診しましょう。

Q6. 直腸がん・大腸がんは予防できますか?

A6. ポリープのうちに切除することで予防が可能です。定期的な内視鏡検査が最も効果的です【3】。

Q7. 若い人でも直腸がんになりますか?

A7. はい。40代以下でも発症する例が増えており、家族歴がある方は特に注意が必要です【4】。

Q8. どのくらいの頻度で大腸カメラを受ければ良いですか?

A8. 異常がなければ3〜5年ごと、ポリープ切除後は1〜3年ごとのフォローを推奨しています。

Q9. 大腸がんと痔の出血はどう違いますか?

A9. 痔は鮮やかな赤い血が便の表面につくことが多く、がんは便に混じる暗赤色の血のこともあります。ただ出血のパターンだけでは見分けがつかないことも多く、血便が続く際には大腸内視鏡を受けることが大切です。

Q10. 直腸がんは完治しますか?

A10. 早期発見であれば手術で完全に治ることも多く、5年生存率は90%以上と報告されています【5】。

まとめ

  • 「残便感」「排便後の違和感」は直腸がんの初期症状であることも

  • 若い年代でも発症することがある

  • 便通異常が2週間以上続く場合は大腸カメラを推奨

  • 早期発見であれば治療成績は良好

当院は池袋駅から徒歩5分程度でアクセス可能です。お気軽にご相談ください。

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医師紹介

東海林英典(しょうじ ひでのり)院長

📍経歴

国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。

胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。

令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

「症状がつらい、病気が怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、ご不安がある方でも、「ここを受診してよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、お気軽にご相談ください。

アクセス

1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10  

上田胃腸クリニック(池袋駅 北口から徒歩5分)

  • JR「池袋」北改札 → 左へ → 20b出口から地上へ
  • 文化通りを直進、「スーパーホテル」「まいばすけっと」を左手に通過
  • その先の十字路を越え、左手4軒目が当院です(迷ったら 03-5953-5903

▶お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903

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参考文献

  1. 日本消化器内視鏡学会「大腸内視鏡検査ガイドライン」2020

  2. 国立がん研究センター「がん情報サービス:大腸がん」

  3. Winawer SJ et al. N Engl J Med. 1993;329:1977–1981.

  4. Siegel RL et al. CA Cancer J Clin. 2020;70(2):145–164.

  5. NCCN Guidelines for Colon and Rectal Cancer. 2023.

文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)

 

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