【豊島区の胃カメラ検診】無症状でも早期胃がんが見つかった60代男性の実例
「自覚症状がないから、まだ大丈夫」――
そう思って、胃カメラを後回しにしていませんか?
胃がんは早い段階では症状がほとんど出ないことがあり、検診で偶然見つかるケースも少なくありません【3】。
今回は、豊島区の胃カメラ検診をきっかけに、早期の胃がんが見つかった60代男性の実例をご紹介します。
豊島区では、対象の方は無料で胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けられます【1】。
当院では検診の方でも鎮静剤を用いて眠ったまま検査がお受けいただけます。
検査が怖い方もまずはご相談ください。
▶池袋上田胃腸クリニックでは豊島区の無料胃がん検診(胃カメラ検診)のご予約をお電話にて受け付けています。
📞 お電話でのお問い合わせ:03-5953-5903
実際の治療例|60代男性「豊島区の胃がん検診(胃カメラ検診)を受けに来た」
症状
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胃痛、胸やけ、吐き気などの症状は特になし
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「検診チケットが届いたので、胃がん検診として胃カメラを受けたい」と来院
※胃がんは早期では無症状のことがあるため、症状がない=安心とは言い切れません【3】。
診察
今回の方は胃カメラが初めてで、「つらそう」「怖い」という印象から避けていたとのことでした。
診察では、次の点を確認し、
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これまでの胃の病気(胃潰瘍・胃炎など)
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内服薬(抗血栓薬、糖尿病薬など)
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アレルギー、過去の鎮静剤使用歴
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当日の運転可否、付き添いの有無(鎮静剤を使う場合)
静脈麻酔を使用した“苦しくない胃カメラ”を行い、眠った状態で検査を受けて頂くこととしました。
※当院では胃カメラ検診の方にもご希望があれば問診の上、鎮静剤を使用しております。
胃カメラ所見
胃の粘膜が白っぽさを帯びたまだらな色調となっておりピロリ菌による萎縮性胃炎の状態でした。
そして前庭部とよばれる胃の出口付近に境界性のある発赤部分があり(矢印部分)、
NBIというモードに切り替えて観察すると、病変の境界と中心部に粘膜の粗造部分が明瞭化して観察され、早期胃がんを疑いました
この部分からの生検でがん細胞が検出され、早期胃がんと診断しました。
治療
今回の方は、検査で「早期胃がん」と判断でき、内視鏡治療で根治が期待できる段階でした。
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入院での治療が必要なため、高次医療機関へ紹介
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内視鏡治療=ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)で治癒切除
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その後、再発・別部位のがん(異時性胃がん)予防の観点からピロリ菌除菌を実施
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今後は、医師と相談しながら定期的に胃カメラで経過観察中です(除菌後もリスクは残るため)【6】【8】
早期胃がんとは
「早期胃がん」は、がんが胃の壁の浅い層(粘膜〜粘膜下層)にとどまり、リンパ節転移の可能性が相対的に低い段階を指します。
この段階で見つかると、ほとんどの場合は内視鏡治療(ESDなど)で根治可能です【7】。
原因として重要なのが「ピロリ菌」
胃がんの発生要因として、ヘリコバクター・ピロリ感染は特に重要です【4】。
胃がんの発生のほとんどにピロリ菌が関与しており、ピロリ菌の除菌は胃がんリスクを下げることが示されています(ただしゼロにはなりません)【6】。
ピロリ菌胃炎が強い方ほど、除菌後も定期的な胃カメラフォローが大切です。
院長からのコメント
胃がんは、症状が出る頃には進行していることもあります。だからこそ、無症状のうちに検診で見つけることがとても大切です【3】。
豊島区の胃内視鏡検診は、対象の方であれば無料で受けられ、実施期間や予約期限も定められています【1】。
当院での胃カメラ検診は鎮静剤を使って眠った状態での検査をお受けいただける体制を整えております。
「怖いから」と先延ばしにしていた方でも、一度ご相談ください。
▶お電話でのご予約:03-5953-5903
※豊島区胃がん検診はお電話予約のみとなります。
豊島区の胃カメラ検診(要点まとめ)
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対象:50歳以上“偶数年齢”の豊島区民(令和8年3月31日現在)【1】
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費用:無料【1】
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実施期間:令和7年4月1日〜令和8年3月31日【1】
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予約申込期限:令和8年2月28日まで【1】※予約はお電話のみとなります。▶ 03-5953-5903
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国の指針でも、胃内視鏡検診は50歳以上・2年に1回が基本とされています【2】
💡胃カメラ検診のメリット
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無症状でも早期がんを発見できる
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苦痛の少ない検査(静脈麻酔・経鼻内視鏡に対応)
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豊島区在住の対象者は 無料で受診可能
▶ 詳細はこちら:[令和7年度 豊島区胃内視鏡(胃カメラ)検診について]
よくある質問(FAQ)
Q1. 胃カメラって苦しいですか?
A. 当院では鎮静剤(静脈麻酔)を使用することで眠っている間に検査を受けられます。経鼻内視鏡にも対応しており、オエっとする反射を抑えて苦痛を最小限にしています。
Q2. 豊島区の胃カメラ検診は誰が対象ですか?
A. 令和8年3月31日現在、50歳以上の偶数年齢の豊島区民が対象です【1】。
Q3. 検診は無料ですか?
A. 豊島区の胃内視鏡検診は無料です【1】。
Q4. バリウムと胃カメラ、どちらを選べばいい?
A. どちらも胃がん検診として実施されます。既往歴やご本人の希望、医師の判断で選びます(豊島区ではいずれか一方を選択)【1】。
Q5. 無症状でも胃がんは見つかりますか?
A. 見つかります。胃がんは早期では自覚症状がほとんどないことがあります【3】。
Q6. 胃カメラで“赤いところ”がある=がんですか?
A. 必ずしもがんではありません。胃炎や潰瘍などでも赤く見えます。NBI観察や生検で確認します。
Q7. 検査で胃がんが見つかったら、その後は?
A. 早期なら内視鏡治療(ESDなど)で根治を目指せます【7】。進行度により手術や抗がん剤治療が検討されます。
Q8. ピロリ菌は除菌したほうがいいですか?
A. 胃がんの重要なリスク因子なので、陽性なら除菌が推奨されます【4】【6】。
Q9. 除菌したら胃がんの心配は不要ですか?
A. リスクは下がりますがゼロにはなりません。萎縮が強い方は定期的な胃カメラが重要です【6】。
Q10. 鎮静剤を使った日は車を運転できますか?
A. できません。安全のため公共交通機関をご利用ください。
まとめ
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胃がんは早期では無症状のことがある【3】
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豊島区の胃内視鏡検診は、対象者なら無料で受診できる【1】
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対象は50歳以上の偶数年齢(令和8年3月31日現在)【1】
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ピロリ菌感染は胃がんの重要な原因で、除菌はリスクを下げる【4】【6】
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早期ならESDなど内視鏡治療で根治が期待できる【7】
▶池袋上田胃腸クリニックでは豊島区の無料胃がん検診(胃カメラ検診)のご予約をお電話にて受け付けています。
📞 お電話でのお問い合わせ:03-5953-5903
関連ページ
参考文献
【1】豊島区公式:胃がん検診(胃内視鏡検査の対象・期間・費用).
【2】厚生労働省:胃がん・乳がん検診に関する指針の改正(対象年齢・受診間隔).
【3】国立がん研究センター がん情報サービス:胃がん(早期は自覚症状が少ない).
【4】国立がん研究センター:胃がんの発生要因(ピロリ菌など)/JPHC研究(ピロリと胃がんリスク).
【5】IARC:H. pylori は発がん性あり(Group 1)・胃がんの主要因.
【6】H. pylori 除菌と胃がんリスク低下(メタ解析).
【7】Ono H, et al. Guidelines for ESD/EMR for early gastric cancer. Dig Endosc. 2016.
【8】Fukase K, et al. 除菌による異時性胃がん抑制(内視鏡治療後). Lancet. 2008.
医師紹介
東海林英典(しょうじ ひでのり)院長
📍経歴
国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。
胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。
令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
🩺 診療にあたっての想い
「検査はつらい、怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、“苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ” を心がけています。
初めての方や検査に不安がある方でも、「ここで受けてよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、お気軽にご相談ください。
アクセス
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東京都豊島区池袋2丁目66-10
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(北改札口を出たら左へ、突き当たり右側の階段20bから地上へ)
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文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)
