「便に血が混じる=痔」とは限りません|実際に大腸ポリープが見つかった50代男性の例
「また少し血がついてるけど、たぶん痔だろう」
そう思いながら1か月ほど過ごしていた50代の男性。
しかし、大腸カメラを受けたところ、出血の原因は“痔”ではなく“直腸ポリープ”でした。
今回は、便に血が混じるときに「痔だ」と決めつける危険性と、実際の治療例をご紹介します。
池袋上田胃腸クリニックではWEB予約・電話予約を受け付けています。同様の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。
※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。
実際の症例|50代男性「便に血が混じる」
【症状】
1か月前から便に赤い血が混じることが時々あり、痔と思って様子を見ていました。
ただ出血が断続的に続き、なかなか治らず不安になり当院を受診。
【診察】
出血源としては以下を考えました。
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痔核(いぼ痔)
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裂肛(切れ痔)
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大腸ポリープ
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大腸がん
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炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)
出血源を正確に判断するため、大腸カメラ(大腸内視鏡)を行いました。
【大腸カメラ】
直腸に比較的大きなポリープを認め、同部位から出血を確認。
今回の血便の原因と考えました。その場で内視鏡的ポリープ切除を実施しました。
【経過】
病理検査で「腺腫」と診断。切除断端は陰性であり治癒切除となりました。
その後、便に血が混じることはなくなりました。
医師コメント
便に血が混じる原因の多くは痔ですが、大腸ポリープや大腸がんによる出血も少なくありません。
特に
- 痔の薬を使っても改善しない
- 血が便に混じる
- 便が細くなった
などの症状がある場合は、大腸カメラで確認することが非常に重要です。
大腸カメラでわかること
| 検査で見つかる主な疾患 | 概要 |
|---|---|
| 大腸ポリープ | 放置するとがん化する可能性あり。 |
| 大腸がん | 早期発見で内視鏡治療が可能。 |
| 炎症性腸疾患 | 潰瘍性大腸炎やクローン病など。 |
| 痔・裂肛 | 良性疾患だが出血の原因となる。 |
当院の大腸カメラの特徴
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鎮静剤や独自の低痛挿入法による苦しくない内視鏡検査
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高解像度スコープで小さな病変も発見
- 土日対応、事前診察は原則不要
当院ではWEB予約・電話予約を受け付けています。池袋周辺での検査をご希望の方はぜひご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 便に血がついていても、痔以外の原因はありますか?
A1. はい。大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患なども出血の原因になります【1】。
Q2. 痔と大腸の病気の出血の違いはありますか?
A2. 痔は排便時に鮮血がポタポタ落ちることが多く、大腸疾患は便に血が混ざる・全体が赤く染まることが多いです。
Q3. 便潜血検査が陰性なら安心ですか?
A3. 陰性でも早期がんやポリープがあることがあるため、症状がある場合は大腸カメラをおすすめします【2】。
Q4. 大腸カメラは痛いですか?
A4. 当院では鎮静剤を用いるため、眠っている間に検査が行えます。痛みはほとんどありません。
Q5. 大腸ポリープは切除すれば治りますか?
A5. 良性または粘膜内がんの段階なら、内視鏡切除で完治します【3】。
Q6. 検査時間はどのくらいですか?
A6. 実際の挿入時間は15〜20分程度です。鎮静剤使用の場合は前後の休憩も含め1時間程度です。
Q7. 下剤を飲むのが不安です。
A7. 最近は味や量が改良され、負担が軽くなっています。スタッフがサポートします。
Q8. どんな人が大腸カメラを受けた方がいいですか?
A8. 40歳以上、家族に大腸がんの方がいる、便に血が混じる、便が細くなった方は検査を推奨します。
▶関連ページ:大腸カメラはどんな人が受けるべき?
Q9. ポリープ切除後の生活は普段通りにできますか?
A9. 当日は飲酒・激しい運動を避け、翌日から通常生活が可能です。
Q10. 大腸カメラは保険で受けられますか?
A10. はい。症状(血便・便秘・腹痛など)がある場合は保険適用になります。
まとめ
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便に血が混じっても「痔」とは限らない
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大腸カメラでしか確認できない病変も多い
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早期発見で内視鏡治療が可能なケースも
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40歳を過ぎたら一度は大腸カメラを受けましょう
お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903
関連リンク(内部リンク)
- 👉大腸カメラ|実際の検査の流れや鎮静剤とオリジナル低痛挿入による無痛大腸カメラの詳細がご確認いただけます
医師紹介
東海林英典(しょうじ ひでのり)院長
📍経歴
国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。
胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。
令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。
内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。
- 日本内科学会認定医
- 日本消化器病学会専門医
🩺 診療にあたっての想い
「症状がつらい、病気が怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、ご不安がある方でも、「ここを受診してよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、お気軽にご相談ください。
アクセス
〒1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10
上田胃腸クリニック(池袋駅 北口から徒歩5分)
- JR「池袋」北改札 → 左へ → 20b出口から地上へ
- 文化通りを直進、「スーパーホテル」「まいばすけっと」を左手に通過
- その先の十字路を越え、左手4軒目が当院です(迷ったら 03-5953-5903)
▶お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903
▶WEB予約は【こちら】
参考文献
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厚生労働省. 「大腸がんの早期発見のために」
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日本消化器内視鏡学会ガイドライン(大腸ポリープ/早期がんの内視鏡治療 2023)
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国立がん研究センター がん情報サービス「大腸がん」
文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)
