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大腸カメラをご予約された方へ

下記の確認事項をしっかりとお読みの上、ご来院ください。

 

【検査前の確認事項】

1.現在飲んでいるお薬について

2.便秘症について

3.ポリープ切除について

4.検査前日の食事について

5.検査当日の前処置薬について

6.来院方法について

7.   同意書について

 

1.現在飲んでいるお薬について

 ・血液をサラサラにする薬について

心筋梗塞・狭心症・心臓のステント留置後・脳梗塞・心房細動などで、血液をサラサラにする薬(抗血栓薬)を飲まれている方は、検査自体は支障なくお受けいただけますが、薬の種類によってはポリープを切除ができないことがあります

このようなお薬を服薬されている方は、事前診察が必要です。

かかりつけの主治医の先生に相談なく中止をしてしまうと、脳梗塞・心筋梗塞などの合併症が発生する場合があるので、くれぐれも自己判断での中止はお控えください。

 

<当院での抗血栓薬を内服時のポリープの対応>

当院での抗血栓薬ごとのポリープ切除時の対応はこちらをご参照ください。(いずれも服薬は中止せずに切除を行います。

 

・その他のお薬について

心臓病、高血圧、ぜんそく、てんかんの薬を飲まれている方は下剤の服用開始の1時間前までに服用をお願いいたします。

その他の薬に関しては、基本的には検査が終わるまで服用はお待ち頂きます。

※インスリンを使用中の方は事前に主治医とご相談ください

ご不明点についてはお電話にてご相談ください。(03-5953-5903)

 

 

 

2.便秘症について

便秘の方は通常の前処置薬だけでは大腸内が綺麗にならない可能性があり、場合によっては薬を追加したりすることもあります。

排便が毎日ない方は大腸検査前に出来る限り事前診察にお越しいただくようお願いしています。

事前診察のご予約はお電話にてお問い合わせください。03-5953-5903

 

 

 

3.ポリープ切除について

大腸がんのほとんどはポリープ由来のため、ポリープを早めに切除することが大腸がんの予防につながります

実際に検査中にポリープが見つかった場合は、患者さんのご希望があれば、その場でポリープを切除することも出来ます。

(ただし、ポリープのサイズが大きい場合や、前述のように抗血栓薬を服用されている場合は切除できないこともあります。)

ポリープ切除当日はできるだけ安静にして頂きますが、重たいものを持ったり重労働でなければ翌日からお仕事は可能です。

食事も当日から可能ですが、暴飲暴食を控えて頂き、消化の良いものを召し上がっていただきます。

 

また、極稀にポリープ切除後に出血を来すことがあります。

通常は1週間以内に起こることがほとんどなので、出血のリスクを減らすため最大で1週間程度、下記の行為を控えて頂いております。

※ポリープの大きさや状態によって制限の期間は変わります。

・運動:運動すると血流がよくなり、また腹圧をかけると出血しやすくなります。

・飲酒:血流が良くなるため、出血のリスクが上がります。

・旅行:遠方にいた場合、万が一出血した際に迅速に対応できなくなってしまいます。

 

 

 

4.検査前日の食事について

検査前日に食べ過ぎてしまうと、前処置薬の下剤を飲んでも腸の中がきれいになりきらない場合があります。

前処置をスムーズに行うためにも以下の点にご注意ください。

・夕食はなるべく早めに済ませ、食べ過ぎないようにしてください。(19時頃までが理想です。遅くとも21時までに済ませてください。)

・検査前日は、野菜やキノコなどの繊維質の多いものは避けるようにします

(繊維質は腸内の残渣の原因になってしまいます。)

食材については下の表を参考にしてください。

大腸カメラ前日の食事

<参考メニュー>

主食:鶏やたまごのおかゆや白米のごはん、卵とじうどん、素うどん、トースト

おかず:肉や白身魚を柔らかく煮たもの、高野豆腐、卵焼きやスクランブルエッグ

デザート:バナナ

 

 

 

5.検査当日の前処置薬について

大腸の中をしっかりと見るためにまず下剤を使って大腸をきれいにする必要があります(前処置といいます。)

前処置の下剤については液体・錠剤のどちらでもお選び頂きます

錠剤をご希望の方は事前診察が必要です。

 

下剤の服用場所については、分院の上田胃腸クリニックではご自宅で飲んでいただく形をとっております。

「自宅からの移動中の便意が心配」と考えられる方もいらっしゃると思いますが、前処置の下剤を服用し、ひとしきり便が出た後はあまり便意を感じなくなるので電車などで来院できるようになります。

 

前処置の下剤は、

①検査の2日前までに下剤を取りに来ていただくか

②郵送(送料550円)

となります。

※郵送をご希望の方は予約後当院まで電話にてご連絡ください。03-5953-5903

2日前までに下剤のお渡しが確認できない場合は自動キャンセルになりますのでご注意ください。

 

※クリニックで下剤を服用を希望される方は本院の巣鴨駅前胃腸内科クリニックで対応可能ですのでご相談ください。

 

 

6.来院方法について

検査当日鎮静剤を使用した場合、その後の車・バイク・自転車の運転は控えて頂いております。ご注意ください。

 

 

7. 同意書について

検査当日は下記のPDFをダウンロードしてご記入の上お持ちください。(プリントアウトが出来ない方は当日クリニックにて記載頂きます。)

大腸カメラと鎮静剤の同意書(PDF) 

 

※ご質問・疑問点は気軽にお電話ください。(03-5953-5903)

 

 

抗血栓薬の種類とポリープ切除の可否について

一般名(主な商品名)

ポリープ切除について

アスピリン

(バファリン、バイアスピリン)

ポリープの大きさや形態にもよりますが、要相談となります

(※ただし抗血栓薬を2種類以上服用中の方は切除できないことが多いです。)

クロピドグレル硫酸塩

(プラビックス)

プラスグレル硫酸塩

(エフィエント)

チクロピジン塩酸塩

(パナルジン)

シロスタゾール(プレタール)

イコサペント酸エチル

(エパデール)

通常通りのポリープ切除が可能です。

ジピリダモール

(ペルサンチン)

サルポグレラート塩酸塩

(アンプラーグ)

ベラプロストナトリウム

(ドルナー、プロサイリン)

リマプロストアルファデクス

(オパルモン、プロレナール)

ワルファリンカリウム

(ワーファリン)

コールドポリペクトミーで切除出来るポリープであれば、当日に日帰り切除も検討します。

(但し出血のリスクがあるため、検査当日にポリープ切除を希望の方は事前のご相談が必要です。)

ダビガトラン

(プラザキサ)

リバーロキサバン

(イグザレルト)

アピキサバン

(エリキュース)

エドキサバン(リクシアナ)

 

 

 

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