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健診で便潜血陽性と言われた方へ|池袋での受診と大腸カメラの流れ

「健診で便潜血陽性と言われたけれど、すぐに大腸カメラを受けた方がいいの?」

「痔かもしれないし、症状もないから様子を見ても大丈夫?」

このようなご相談は、池袋上田胃腸クリニックでも非常に多くいただきます。

便潜血検査は、便に混じった微量の血液を見つける大腸がん検診です。陽性だったからといって、すぐに大腸がんと決まるわけではありません。

実際には、痔、大腸ポリープ、大腸炎などが原因のこともあります。

一方で、便潜血陽性となった方の3~5%で大腸がんが見つかるとされており、陽性結果を放置してよいとは言えません。【1】【2】【3】

また、便潜血陽性後に大腸カメラを受けなかった方では、大腸がんによる死亡リスクが高くなることが報告されています。

便潜血陽性は、「まだ症状がないから大丈夫」と安心するための結果ではなく、次の検査に進むべきサインです。【2】【4】

池袋上田胃腸クリニックでは、健診や人間ドックで便潜血陽性を指摘された方に対して、症状の有無やこれまでの検査歴を確認しながら、大腸カメラが必要かどうか、どのような流れで進めるかをご案内しています。

 

この記事では、便潜血陽性のあとに大腸カメラが勧められる理由、当院での実際の症例、よくある質問をまとめて解説します。

 

池袋で健診結果のご相談したい方や、初めての大腸カメラに不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

▶池袋上田胃腸クリニックではWEB予約・電話予約を受け付けています。ぜひご相談ください。

WEB予約はこちら 03-5953-5903

※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

 

便潜血陽性とは?何が分かる検査なのか

便潜血検査は、便の表面に付いた目に見えない血液成分を検出する検査です。日本では、40歳以上を対象に年1回の便潜血検査が大腸がん検診として広く行われています。【1】【6】

この検査は、体への負担が少なく、多くの人に受けてもらいやすい優れた検査です。ただし、あくまで「異常の可能性がある人を拾い上げる検査」であり、陽性になったときに実際の原因を確定するには大腸カメラが必要です。

そして大切なのは、「痔だと思う」「症状がないから大丈夫」と自己判断しないことです。便潜血検査は、検査してみないと実際に腸のどこから出血しているかまでは分かりません。

 

なぜ大腸カメラは必要?

便潜血検査が陽性だった場合は、腸のどこかで出血している可能性を考える必要があります。

実際に、便潜血陽性をきっかけに大腸カメラを行うと、一定の割合で大腸がんが見つかることが知られています。

原因はがんだけではなく、痔や腸の炎症のこともありますが、「痔があるから今回もそのせいだろう」と決めつけてしまうのは危険です。

痔による出血と思っていたら、実際にはその奥に大腸がんや大腸ポリープが隠れていた、ということもあります。

また、便潜血陽性となったあとに精密検査として大腸内視鏡を受けなかった方では、受けた方に比べて大腸がん・直腸がんによる死亡リスクが高かったという報告もあります【1】。

このため、便潜血陽性を指摘された場合は、自己判断で様子を見るのではなく、大腸カメラで原因を確認することが大切です。

 

また大腸カメラで見つかるのは、がんだけではありません。

また実際には、大腸ポリープが見つかる方も少なくなく、ポリープの種類によっては将来的にがんへ進行する可能性があります。

そのため、ポリープの段階で発見して切除することは、大腸がんの予防にもつながります。

つまり、便潜血陽性で大腸カメラを受ける意義は、

今ある大腸がんを見逃さないことに加えて、

これからがんになる可能性のある病変を早めに見つけて対応できること

にもあります。

 

大腸カメラはいつ受けるべき?

結論からいうと、なるべく早めです。

便潜血陽性後の大腸カメラが遅れるほど、大腸がんや進行がんが見つかるリスクが高くなることが報告されています。

研究結果では6か月を超える遅れが不利とされ、別の研究では9か月を超える遅れは避けるべきとされています。【8】【9】

仕事や予定の都合で先延ばしにしたくなることもありますが、便潜血陽性は「そのうち」で済ませない方がよい結果です。

健診結果が届いたら、まずは医療機関に相談することをおすすめします。【2】【8】

 

便潜血陽性で考える主な原因

便潜血陽性の原因として、内痔核などの痔はよくあります。排便時のいきみや硬い便による刺激で出血し、便潜血が陽性になることがあります。ただし、痔があるからといって、他の病変がないとは言い切れません。【2】【3】

大腸ポリープ

便潜血陽性をきっかけに、大腸ポリープが見つかることは少なくありません。ポリープの中には将来がん化するものがあり、内視鏡で切除することで大腸がん予防につながります。【3】

便潜血陽性から判明した大きな大腸ポリープ

大腸がん

便潜血陽性の方の一部には、実際に大腸がんが見つかります。しかも、症状がない段階でも発見されることがあるため、「痛くない」「血便が見えない」だけで安心はできません。【1】【3】

便潜血陽性の精密検査(大腸カメラ)で直腸早期がんが見つかった実例

大腸炎・その他の出血性疾患

感染性腸炎、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎、憩室出血などでも便潜血陽性になることがあります。腹痛、下痢、粘液便、目に見える血便を伴う場合は、炎症性疾患も含めて評価が必要です。【3】【7】

便潜血陽性から潰瘍性大腸炎が見つかった20代男性の実例

 

便潜血陽性を指摘された方に、当院がご案内している流れ

池袋上田胃腸クリニックでは、便潜血陽性の方に対して、まず結果の内容や症状の有無、便通の変化、家族歴、これまでの大腸カメラ歴などを確認します。

そのうえで、大腸カメラをどのタイミングで受けるかをご説明します。

当院では土日の検査対応しており、鎮静剤やオリジナルの低痛挿入法による無痛大腸カメラをお受けいただくことも可能です。

検査への不安が強い方、忙しくて受診調整が心配な方もでも安心して検査が受けられる環境を整えています。

是非ご相談ください。

📞 お電話でのお問い合わせ:03-5953-5903

※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

当院の大腸カメラの特徴
  • 鎮静剤や独自の低痛挿入法による苦しくない内視鏡検査

  • オリンパス製最新システム+高解像度スコープで小さな病変も早期発見

  • 土日対応、事前診察は原則不要

 

実際の診療例

1.60代男性|無症状でも直腸がんが見つかった例

人間ドックの便潜血陽性をきっかけに受診され、大腸カメラで直腸がんが見つかった症例です。

自覚症状がなくても大腸がんが隠れていることがある、という点を示す例です。【5】

直腸がん

2.50代男性|内痔核が原因だった例

大腸カメラではがんやポリープはなく、内痔核が便潜血陽性の原因と判断された症例です。

痔が原因のこともありますが、検査で他に異常がないことを確認してはじめて安心できる、という意味があります。【5】

写真の黄色で囲まれた青黒い部分が内痔核です。

いきんだり、硬い便でこすれたりすると出血し下血したり、便に血が付着して便潜血検査の陽性反応が出ることがあります。

▶詳細はこちら【区の便潜血検査陽性で来院され内痔核が見つかった50代男性

3.40大男性|無症状で見つかった早期がんの例

便潜血陽性をきっかけに大腸カメラを行い、S状結腸に早期がんが見つかった症例です。内視鏡治療で根治でき、陽性結果を放置しなかったことが早期治療につながった例です。【5】

▶詳細はこちら【症状無しでも見つかった“早期がん”実例

状況別に詳しく知りたい方へ

便潜血陽性といっても、見つかる病気や患者さんの背景も様々です。

以下のページは、池袋上田胃腸クリニックにて便潜血用陽性で受診された方の実際の経過です。

気になる状況にあわせてご覧ください。

東海林院長からのコメント

便潜血陽性は、「大腸がんかもしれないから怖い結果」であると同時に、「まだ症状のない段階で異常を見つけるきっかけになる結果」でもあります。

実際、当院でも痔だった方もいれば、ポリープや大腸がんが見つかった方もいます。大切なのは、検査結果の意味を正しく理解して、必要な次の一歩につなげることです。【5】【12】

池袋で健診結果を持って相談したい方、初めての大腸カメラで不安がある方、以前検査したけれど今回また便潜血陽性になった方は、どうぞ一度ご相談ください。

 

💡当院は池袋駅から徒歩5分程度でアクセス可能です。お気軽にご相談ください。

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※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

よくある質問

Q:便潜血陽性なら、必ず大腸がんですか?

いいえ、必ずしも大腸がんではありません。痔、大腸ポリープ、大腸炎などさまざまな原因があります。ただし、便潜血陽性となった方の3~5%で大腸がんが見つかるとされており、自己判断で放置せず大腸カメラで確認することが大切です【2】【3】。

 

Q:痔があるなら、便潜血陽性でも様子を見てよいですか?

おすすめできません。痔が原因のことはありますが、痔がある方でも大腸ポリープや大腸がんが隠れていることがあります。原因を区別するには大腸カメラによる確認が必要です【2】【3】。

 

Q:症状がまったくなくても大腸カメラは必要ですか?

はい。無症状でも大腸がんや前がん病変のポリープが見つかることがあります。当院でも症状がない段階で異常が見つかった便潜血陽性の方を数多く経験しています。

 

Q:1回だけ陽性でも精密検査を受けた方がいいですか?

はい。便潜血検査は「出血のサイン」を拾う検査であり、陽性であれば原因確認のために精密検査が必要です。繰り返し便潜血検査をするだけでは不十分とされています【2】。

 

Q:半年前に大腸カメラで異常なしでも、今回便潜血陽性なら再検査は必要ですか?

状況によっては再検査を検討する価値があります。実際に当院には、半年前に異常なしと言われたあと、便潜血陽性をきっかけに再検査して、見つけにくい鋸歯状病変が見つかった症例があります【5】。

 

Q:30代でも便潜血陽性なら大腸カメラを考えるべきですか?

はい。若い世代でもポリープや前がん病変が見つかることがあります。当院でも30代で扁平ポリープが見つかり、その場で切除された実例があります【5】。

 

Q:大腸カメラはどのくらい急いで受けるべきですか?

なるべく早めが基本です。便潜血陽性後の大腸カメラが6か月を超えて遅れると大腸がんの発見リスクが上がるという報告があり、9か月を超える遅れは避けるべきとする研究もあります【8】【9】。

 

Q:便潜血陰性なら、大腸がんの可能性はありませんか?

陰性でも大腸がんが完全に否定できるわけではありません。早期病変や出血の少ない病変では陰性になることもあるため、血便や腹痛、便通異常などの症状がある場合は結果にかかわらず受診が必要です【1】【3】。

 

Q:便潜血陽性のときは何科を受診すればよいですか?

一般的には消化器内科が適しています。池袋上田胃腸クリニックでも、便潜血陽性の相談や大腸カメラの案内を行っています【5】。

 

Q:池袋上田胃腸クリニックでは、どうやって予約できますか?

当院ではWEB予約・電話予約・LINE予約に対応しています。

まとめ

健診で便潜血陽性を指摘されたら、まず考えるべきなのは「大腸がんかどうか」だけではなく、出血の原因をきちんと確認することです。

痔や炎症のこともありますが、大腸ポリープや大腸がんが見つかることもあり、放置はおすすめできません。【2】【3】

池袋上田胃腸クリニックでは、池袋で便潜血陽性を指摘された方に向けて、相談から大腸カメラまで案内できる体制を整えています。

健診結果を見て迷っている方、症状がなくて受診をためらっている方も、一度ご相談ください。【5】【10】【11】

WEB予約はこちら 03-5953-5903

※ご予約がない方でも受付時間内に受診して頂ければ診察可能です。

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症状別にみる大腸がん関連ページ

大腸がんは、便潜血陽性以外にも、血便、便秘、お腹の張り、便が細い、貧血、腹痛など、さまざまな症状で見つかることがあります。全体像を知りたい方は、「大腸がんの症状は?」もご覧ください。

大腸カメラ(内視鏡について)

 

実際の便潜血検査の精密検査例のまとめ

医師紹介:東海林英典(しょうじ ひでのり)院長

📍経歴

国立東北大学医学部卒業後、消化器内科・内視鏡内科の道を歩み始め、日本屈指の胃腸・内視鏡専門病院の平塚胃腸病院にて消化器・胃腸疾患と内視鏡検査・治療に従事。

胃腸疾患の外来診療を行いながら、年間3000件弱の内視鏡検査、および在院中は早期がんの治療も含めのべ数千件の内視鏡手術を施行。

令和6年10月より上田胃腸クリニックの院長に就任。

内視鏡検査だけでなく、胃痛・腹痛・胸やけや便秘などの胃腸症状専門外来や、がんの予防・早期発見に力を入れ、診療を行っている。

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医

🩺 診療にあたっての想い

「検査はつらい、怖い…」そんな患者さんの気持ちに寄り添い、“苦痛の少ない内視鏡検査(無痛胃カメラ・無痛大腸カメラ)” を心がけています。

初めての方や検査に不安がある方でも、「ここで受けてよかった」と思っていただけるような診療を大切にしています。胃や腸のことで不安がある方は、池袋上田胃腸クリニックまでお気軽にご相談ください。

アクセス

1710014
東京都豊島区池袋2丁目66-10  

上田胃腸クリニック(池袋駅 北口から徒歩5分)

  • JR「池袋」北改札 → 左へ → 20b出口から地上へ
  • 文化通りを直進、「スーパーホテル」「まいばすけっと」を左手に通過
  • その先の十字路を越え、左手4軒目が当院です(迷ったら 03-5953-5903

▶お電話での予約・お問い合わせ:03-5953-5903

▶WEB予約は【こちら

文責:東海林英典院長・神谷雄介理事長(消化器内科・内視鏡専門医)

参考文献

【1】国立がん研究センター がん対策研究所「大腸がんファクトシート2024」
【2】厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」
【3】日本対がん協会「大腸がんの基礎知識〜症状と治療〜」
【4】Zorzi M, et al. Non-compliance with colonoscopy after a positive faecal immunochemical test doubles the risk of dying from colorectal cancer. Gut. 2022.
【5】池袋上田胃腸クリニック 便潜血陽性ページ・関連ページ
【6】日本対がん協会「大腸がん検診について」
【7】池袋上田胃腸クリニック「血便が気になる方へ|池袋の上田胃腸クリニックが原因と治療法を解説」
【8】Mutneja HR, et al. A delay in colonoscopy after positive fecal tests leads to higher incidence of colorectal cancer: A systematic review and meta-analysis. J Gastroenterol Hepatol. 2021.
【9】Forbes N, et al. Association Between Time to Colonoscopy After Positive Fecal Testing and Colorectal Cancer Outcomes. Clin Gastroenterol Hepatol. 2021.

 

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